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【福岡市南区でおすすめの小児歯科】食事で強い歯をつくる!食育とむし歯予防の関係性
こんにちは。
福岡市南区の歯医者「医療法人隆光会 大橋南たかきやすたか歯科クリニック」です。
子育て中の保護者の皆さまは、お子さまがむし歯にならないように、お口のケアに励まれていることと思います。
しかしながら、2016年の調査では、4歳以上8歳未満の子どものうち、約40%がむし歯になっているということがわかっています。
(参考:厚生労働省 平成28年度歯科疾患実態調査結果の概要 p4より) >
むし歯予防の基本は歯磨きです。
ただ、毎日の食事や生活習慣などにも、むし歯を予防するためにできる工夫があります。
ここでは、むし歯に負けない強い歯を作る食事について、お話しします。
バランスのよい食事で強い歯を作りましょう
乳歯や生えたての永久歯は、歯質がやわらかいため、むし歯になりやすいという特徴があります。
むし歯に負けない強い歯を育てるためには、歯の土台を作るタンパク質、再石灰化のためにカルシウム・リンが必要です。
また、これらの栄養素を効率的に吸収し、働かせるためのビタミン類も欠かせません。
カルシウムは意識的に摂取しましょう
カルシウムは、骨や歯を丈夫に整える役割を担っています。
しかしながら、日本人はすべての年代でカルシウムが不足していることがわかっています。
2020年に厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」によると、1人1日当たりの推奨量は、男性で700〜800mg、女性で650mgですが、令和元年度の調査では、1日の摂取量の平均は505㎎にとどまっているのが現状です。
(参考:厚生労働省 eヘルスネット「カルシウム(かるしうむ)」より) >
(参考:厚生労働省 「令和元年国民健康・栄養調査結果の概要」より) >
日本の土壌はカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が少ないので、水や農作物などに含まれているカルシウムの量が少ないことが原因の一つです。
また、牛乳やチーズなどの乳製品をあまり摂らないことも影響しています。
カルシウムは吸収されにくく、また体内にためておくことができないことからも、日ごろからの積極的な摂取が大切です。
カルシウムは乳製品や小魚だけでなく、大豆製品や緑黄色野菜にも含まれています。
吸収率を高めるために、きのこ・魚・卵などに含まれているビタミンDを一緒に摂取するのがポイントです。
また、紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが生成されますので、適度に日光を浴びる習慣をつけましょう。
お子さまの食事に関するご相談は大橋南たかきやすたか歯科クリックまで
お子さまは、一度の食事で食べられる量が少ないので、こまめにカルシウムを補う必要があります。
3度の食事でまかなえない場合は、おやつを利用するのがおすすめです。
ジュースではなく牛乳、チョコレートや飴ではなく、じゃこ・ナッツ類などをおやつに選ぶといいですね。
福岡市南区の「大橋南たかきやすたか歯科クリニック」では、歯磨き指導に加えて、食生活へのアドバイスも行っていますので、どのようなことでもご相談ください。
院内にはキッズスペースがあり、お子さまと一緒に楽しく通院していただけます。
駐車場も10台分完備していますので、どうぞご利用ください。