コラム|大橋南たかきやすたか歯科クリニック|福岡市南区

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【小児歯科】子どもの前歯に白濁が!むし歯ではなく「エナメル質形成不全」の可能性

こんにちは。
福岡市南区の歯医者「医療法人隆光会 大橋南たかきやすたか歯科クリニック」です。
 
お子さまの前歯に白く濁っている部分はありませんか?
仕上げ磨きをしていて、「むし歯かも」と驚いた方もいらっしゃるでしょう。
歯の変色は、むし歯の症状の一つです。
むし歯は早期治療が大切ですので、できるだけ早く歯科を受診しましょう。
しかし、歯の白濁はむし歯ではなく、エナメル質形成不全の可能性があります。
 
 

エナメル質形成不全とは

エナメル質は歯の一番外側にある、硬い組織です。
歯が作られる過程で、遺伝・外傷・栄養不足などが原因で、エナメル質がうまく作られなかったことで、部分的に変色が見られます。
 
茶色い見た目から、むし歯と思われがちですが、生えてくるときからこのような色をしています。
前歯では、白い斑点ができていることも。
乳歯だけでなく、永久歯にも起こる可能性があり、乳歯のむし歯が影響して永久歯がエナメル質形成不全となるケースもあります。
 
エナメル質形成不全となっている部分は、歯質が弱いのでむし歯になるリスクが高く、一度むし歯になると進行が早いので、適切なケアが必要です。
 
 

エナメル質形成不全の治療法

エナメル質形成不全と診断されたら、程度やお口の状態に合わせて適切な治療をご提案します。
 

軽度の場合

定期的にフッ素を塗布して、歯質を強くします。
ご自宅でもフッ素入りの歯磨き粉などを使用しましょう。
定期的に歯科でチェックを受けることが大切です。
 

重度の場合

エナメル質の表面にくぼみができていたり、大部分が形成されてなかったりする場合は、歯科用レジンで製作した詰め物で整形します。
目立つ前歯の場合は、セラミックなどの被せ物で、自然に仕上げます。
 
 

お子さまの歯に関することは大橋南たかきやすたか歯科クリニックにご相談を

2018年に日本小児歯科学会と富山大学が行った共同研究では、7〜9歳の児童の19.8%に、エナメル質形成不全が確認されています。
エナメル質形成不全は、むし歯リスクを高めるだけでなく、将来的に「見た目」のお悩みにつながる可能性があります。


(参考:国立大学法人 富山大学総務部総務・広報課「エナメル質形成不全(むし歯になりやすい歯の異常)は西高東低」より) >

 
お子さまの歯に変色が見られたら、当院にご相談ください。
福岡市南区の「大橋南たかきやすたか歯科クリニック」は小児歯科のある歯科医院です。
お子さまも楽しく通っていただけるように、キッズスペースを設置しています。
駐車場も10台完備していますので、どうぞご利用ください。


当院へのアクセス >