コラムCOLUMN
【予防歯科】健康な歯をつくる必須アイテム!デンタルフロスの重要性と使い方
こんにちは。
福岡市南区の歯医者「医療法人隆光会 大橋南たかきやすたか歯科クリニック」です。
デンタルフロスを使ったことがありますか?
海外ではフロスを使用するのが一般的ですが、2016年の歯科疾患実態調査によると、日本でデンタルフロスや歯間ブラシを用いた歯間部清掃を行っている方の割合は30.6%です。
(参考:厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査結果の概要」p36より) >
じつは、歯ブラシだけでは、お口の汚れは6割程度しか落とすことができません。
つまり、4割がお口の中に留まり、むし歯や歯周病の原因となる恐れがあるのです。
しかしながら、デンタルフロスを併用すれば、8割程度まで除去率を上げることができます。
(参考:三重県・三重県歯科医師会「歯間ブラシデンタルフロスを使いましょう」より) >
デンタルフロスの重要性
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいため、汚れが溜まりがちで、むし歯になりやすい場所の一つです。
そこで、歯と歯の間の汚れを取り除くために使用するのがデンタルフロスです。
デンタルフロスによって、汚れの除去率があがり、むし歯・歯周病・口臭を予防する効果が期待できます。
また、普段からフロスを使って丁寧にケアを行っていると、お口のちょっとした変化にも気付くことができます。
いつもはひっからないところでフロスがひっかかったり、切れたりした場合は、むし歯や歯石がある可能性がありますので、できるだけ早く歯科を受診しましょう。
デンタルフロスの使い方
デンタルフロスの選び方
デンタルフロスは糸巻きタイプとホルダーつきタイプの2種類に分けられます。
ホルダーつきタイプは、持ち手があってすぐに使えるので、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
指に巻き付けて使用する糸巻きタイプは、コツがいりますが、ご自身の手の長さに合わせて使う量を決めることができて、コスパに優れているので、フロスを使い慣れている方に向いています。
デンタルフロスの使い方
歯と歯の間にフロスをあてて、ゆっくりと動かしながら、歯ぐきの下まで引き下げます。
フロスを歯にひっかけるようにして、上下に数回動かして、歯の側面にそって汚れをかき出します。
歯ぐきを傷つけないように、鏡を見ながらゆっくり丁寧に行いましょう。
デンタルフロスの使用頻度
デンタルフロスは、毎食後に使用するのが理想です。
とはいえ、外食時など、時間がないこともあるでしょう。
そのようなときは、1日1回、おやすみ前の歯磨きの後がおすすめです。
寝ている間は唾液の分泌量が減って、むし歯菌が増殖しやすい環境になりますので、しっかりと汚れを落としておくことが大切です。
毎日のセルフケアは大橋南たかきやすたか歯科クリニックにご相談ください
お口の中は日々変化するものですから、定期的に歯磨き指導を受けて、お口に合わせた磨き方を習得するのがおすすめです。
歯ブラシやデンタルフロスなどは、お口に合わせたものを使うことで、歯磨きの効果が高まります。
大橋南たかきやすたか歯科クリニックでは、磨き方以外にも、デンタルケア製品の選び方や使い方をアドバイスしています。
土曜も15時・平日夜間は19時まで診療していますので、ライフスタイルに合わせてご都合のよい時間にお越しください。